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「人類学、またはフィールドワークという手法がもたらした学説の崩壊と再デザイン」について、様々な角度から考えて頂きたいと思います。「学説の破壊者」たる人類学的視点は、アンラーン(unlearn)=学びほぐしのよい機会になるかも?しれません。
参加者のみなさまには「ウメサオタダオ展」を鑑賞していただき、ワークショップ形式で展覧会を振り返るとともに、そのような人類学とは異なる学問分野でフィールドワークに従事する研究者を中心としたセッションも企画しております。そのプロセスを通して、フィールドノーツとは何か? そして、フィールドワークとは何かについて、先人の偉大な智慧に基づき、皆でディスカッションする機会を持ちたいと思います。
その展示を鑑賞した企画者のひとり、中原淳先生のブログには、次のようにまとめられています。
梅棹忠夫先生といえば、希代の人類学者にして、比較文明論、文明生態学を縦横無尽に 論じた「知の巨人」。
彼によれば、人類学の本質とは、下記のようなものになる。
人類学者は、つねに世界の各地におもむき、人間現象の様々なヴァラエティを探し出して、
それを極めて実証的な方法で研究し、記述する。
そして、それを、他の人間研究家たちの学説のまえに差し出してみせる。
人類学というものは、人類学以外の、人間に関する諸科学にとって、まことにイヤな存在であるかもしれない。どのような分野であれ、社会科学者、人文科学者たちが、自分たちの身の回りの人間を材料として研究し、その結果をまとめて人間に関するひとつのテーゼをたてると、それに対して、人類学者が、そのテーゼに合致しない実例を、世界のどこかから探し出してきて、つきつけるのである。そういう事態が、ほとんど例外なくおこるという覚悟をしておかなければならないのである。人類学者は、人間諸科学における「学説の破壊者」であり、「学説形成の妨害者」である。 (梅棹 1974)
なるほど、こうして見ると、学習研究においても、この事態は同様である。1980年代後半「情報処理アプローチ」あるいは「認知主義」という名のもとに追求されていた「人間の学習」に関する研究群が、いわゆる、「状況的アプローチ」とよばれる人類学の方法論を用いた研究群によって、強烈なアッパーカットを食らわされたことは、よく理解でき る。人類学は、「学習研究」においても、「学説の破壊者」の役割を無事果たした。
(nakahara-lab.net/blog/より)
つきましては、このワークショップに参加される方々を募集します。
この企画には大学生、大学院生も参加いただけます。
下記に、概要と参加の方法および留意事項等記載しておりますのでご確認お願い致します。
日時:2012年2月20(月) 14:00
会場:東京大学 本郷キャンパス 福武ホールB2 福武ラーニングスタジオ
→アクセス情報
参加費: 一般・学生ともに2000円
(参加費は、ワークショップ中の資料代、また軽食代な どのために使用させていただきます。)
ウメサオタダオ展の入場料については、自己負担をお願いいたします。
参加費の集金は、当日福武ラーニングスタジオにて行います。ワークショップ参加費は、
「勝手に『ウメサオタダオ研』」事務局(事務局長:古川英幸[東京都市大学])にて集金します。
主催:東京大学中原淳研究室、東京都市大学岡部大介研究室
日本科学未来館「ウメサオタダオ展」
2011年12月21日から2012年2月20日まで開催
12月21日(水)から2月20(月)正午までに京大式カードをご準備いただき、
各自、カードを片手にウメサオタダオ展を鑑賞して下さい。
京大式カードには、ウメサオタダオ展を鑑賞して興味深かったこと、
気付き、ご自身の学びなどについて、自由に書き込んでください。
そしてそのカードをもとに当日ワー クショップを実施致します。
※2月20日(月)午前10時から正午に中原、岡部は、日本科学未来館にて
ウメサオタダオ展をふらっと「鑑賞」しております。当日ご一緒に鑑賞される方は、いらして下さい。
鑑賞後、東京大学本郷キャンパスに移動します。
2月20日(月)
13:30:受付開始
※会場に到着した方から順にワークショップのためのグループを編成します。
14:00:ワークショップ開始
※キャッチフレーズ、ウメサオトリビュートなフィールドノート、
ウメサオソング、 などグループごとに特色が出るようなモノづくりを行います。
15:30:ワークショップ終了 セッション準備
15:50:セッション開始
※中原淳(東京大学)、岡部大介(東京都市大学)、長岡健(法政大学)、水越伸(東京大学)、
染川香澄(ハンズオンプランニング)と参加者によるポスター/トークセッション。
17:20:セッション終了 懇親会準備
17:30:懇親会開始
※軽食、飲料等を用意しています。
18:20:会場撤収
福武ラーニングスタジオ入り口にて、
参加者確認と参加費(2000円)の徴収を行います。
○本ワークショップの様子は、予告および許諾なく、写真・ビデオ撮影・映像配信する可能性があります。
リソースの都合上、撮影後の編集依頼等には応じることができませんので、ご了承ください。
○写真・動画は、中原淳、岡部大介が関与するWebサイト等の広報手段、講演資料、書籍等に
許諾なく用いられる場合があります。
○マスメディアによる取材に対しても、許諾なく提供することがあります。
○ ご本人の動機に関わらずワークショップ運営上の理由により参加をお断りする事もありますのでご了承ください。
○ワークショップ中に自己紹介をする機会を設けますのでご協力ください。
また、制作した作品は返却する事が出来ませんのでご了承ください。
○ご自身の持ち込んだゴミ等はお持ち帰りください。
参加に際しては、上記をご了承いただける方に限らせていただきます。
12月24日(土)までに入力フォーム(こちら)に必要事項を入力して下さい。
なお、お申し込みは、上記の留意事項をお認めいただける方に限らせて頂きます。
ワークショッププログラムの都合で、人数は最大48名とさせていただきます。
応募者多数 の場合は抽選を行い、結果は当落に関わらずご連絡致します。
事務局(当日連絡先)
古川 英幸
mail 0832204@gmail.com
tel 080-5062-5778
関根 雅泰
mail info@learn-well.com
tel 090-8113-7269
